施工の流れ:下地処理
施工の流れの補足として [ 5.下地処理 ]の詳しいご説明をします。
下地処理は外壁や屋根の材質によって適切に処理を行います。 代表的な作業の例として以下のものがあります。
外壁がモルタル壁の場合
クラック[ひび割れ]のサイズによってシーリング等を使用してクラック補修を行います。
使用していないビス穴等も埋めていきます。必要によってはクラックにサンダーを使用してのVカットの後にシーリング補修パターン補修が必要になることもあります。
※下地の状態によって下地調整としてセメント系下地調整塗材を塗布してさらにカチオン系水性シーラ―の塗布を行う場合があります。
サイディング材の場合
板の反りや暴れがある箇所に対して、適切にビス止めを行い板の反りや暴れを押さえていきます。反りや暴れの程度によっては押さえることによって破損に繋がる場合があるため、状態を注視しながら作業させて頂きます。
※シーリング作業も塗装前の下地処理として必要になります。詳しくは別のところでご説明致します。
平板スレート屋根の場合
棟板金を留めている釘の抜けなどの箇所にビス等で補修を行います。また、板金の継ぎ手や釘頭にシーリングを施工します。板金の中の貫板の劣化がある場合には、貫板の交換が必要になる場合があります。
鉄部や木部の場合
高圧洗浄で落としきれなかった、塗膜の浮きや錆等を手作業又は工具を使って撤去してからの塗装になります。
その他必要に応じて様々な下地処理を行った後に塗装工事となります。