BLOG

彩美塗装代表のブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 塗装の基礎知識
  4. 外壁の種類を知ろう

外壁の種類を知ろう

ご自宅の外壁の種類について知る参考にしてください。

モルタル外壁材

セメントと砂を混ぜたものを壁に塗りつけて、その上に様々な工法で仕上げてあります。

吹き付けタイル仕上げ

多くの住宅に見られる工法です。

スタッコ仕上げ

吹き付けタイルより大柄で荒い感じの模様が特徴です。

リシン仕上げ

砂やカルサンドと呼ばれる材料を均一に吹き付けられた模様が特徴です。

ジョリパット仕上げ

リシンより細かな砂が含まれていて、様々な模様が特徴です。上記以外の仕上げもあようです。ここでは代表的な4つを取り上げました。
モルタル外壁の特徴として、耐水性に弱くひび割れなどが起こりやすいため。そのような症状が見られたら注意が必要です。
塗り替えの際には、各仕上げごとの風合いを生かしつつ最適な下地処理が大切だと思います。

窯業系サイディング材

セメントに繊維質や混和材を混ぜたもので板状になっています。現在の戸建てにもっとも使われている外壁材になります。特徴としては、レンガ調やタイル調など様々なデザインが豊富です。
サイディング材の特徴として施工のさいにボードとボードの間、ボードとサッシの間にシーリング材が用いられてます。その為表面の防水機能とシーリング材両方の劣化状況に注意が必要です。
塗り替えの際は、既存の柄を生かしたクリアー塗装と塗り潰しによる塗装の2パターンがあります。
※クリアー塗装を希望される場合は築10年以内を目安にお考え下さい。表面の劣化か見られる場合お断りさせて頂く事があるので事前に調査が必要になります。

ALCパネル材

珪石、セメント、石灰灰、発泡材のアルミ粉末を主原料とし軽量気泡コンクリートとも呼ばれています。モルタル壁と同じように様々な方法で仕上げられています。
比較的大きな建物や集合住宅、戸建てにも用いられています。デザインもフラットな物から板チョコのようなものまで様々あります。
特徴として耐火性や断熱性に優れています。サイディング材と同じくボードとの間にシーリング材が使われているため表面の防水機能とシーリング材の劣化に注意が必要です。
塗り替えの際は、シーリングの補修も忘れずに行う事が大切です。

金属サイディング材

柄付けされた金属板と断熱効果のある裏打ち材によって構成される外壁材です。
デザインはシンプルでスタイリッシュなものが多いようです。比較的最近の建物や改修のさいに使われ始めています。表面に物や何かをぶつけたりすると凹みができたり傷が付きやすいので錆の原因になるので注意が必要です。
表面金属板に多く使われているのが

塗装ガルバリウム鋼板

アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板のことでアルミニウムを55%
含んだめっき鋼板です。従来の亜鉛めっき鋼板と比べて数倍錆びにくいと言われていま
す。塗り替えの際は、表面の劣化か見られないうちは適切な下地処理が必要になります。下地処
理を怠ると剥がれの原因になるため注意が必要です。

吹き付けタイル仕上げ

リシン仕上げ

関連記事